「すごい」と言われたい気持ちがもたらす落とし穴
誰かに「すごいね!」と認められると、嬉しいですよね。
でも、その言葉を求めすぎると、自分の価値基準が外側にある状態になってしまいます。
「もっとすごいと思われたい」
「もっと結果を出さなきゃ」
そんな風に“他人目線”で動く癖がつくと、どんどん苦しくなってしまいます。
これを心理的に「承認欲求の罠」や、「すごい地獄」と呼ぶ人もいます。
他者評価に依存すると、自分の本来の気持ちや目的が見えなくなり、やがて心が疲弊していくのです。
SNS社会で揺らぐ心の土台
SNSの世界では、他人の“結果”だけが目に入りがちです。
誰かの成功や楽しそうな瞬間ばかりを見ていると、「自分はまだまだだ」と落ち込んだり、「もっと注目されたい」と焦ったりするものです。
しかし、それはあくまで“見せたい部分”。
比較しても意味のないものに心を乱されて、自分の軸を失ってしまっている人も少なくありません。
自己肯定感は「内側から育てる力」
では、この「すごい地獄」に陥らないためにはどうすればいいのでしょうか?
その鍵となるのが、自己肯定感です。
自己肯定感とは、「ありのままの自分を認められる感覚」。
それがしっかり根づいていれば、誰かに「すごい」と言われなくても、揺らがずにいられます。
特に子どものうちにこの感覚を育てることが、将来の心の安定につながります。
自己肯定感を育てるために必要な2つのこと
自己肯定感は「言葉」だけでは育ちません。
本当の意味で自分を信じられるようになるには、次の2つが重要です。
① 自ら動いて積み重ねる“行動”
② その行動から得られる“実感”
人は、自分で選び、努力したことにこそ誇りを持てます。
他人の期待に応えようとした努力ではなく、自分の意志でやり抜いたことに、自信の根が生まれるのです。
たとえば、こんな問いを日々の中で重ねてみてください。
-
今日の自分は、昨日より少しでも成長できたか?
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自分にとって本当に大切なことを行動に移せたか?
-
正直な気持ちに従って、言葉や態度を選べたか?
この問いに「YES」と答えられる体験を積むことが、本物の自信につながっていきます。
ダンスやバレエが、なぜ“心の土台”になるのか?
ここで、私たちが日々大切にしているのが、「身体を通じて心を育てる」という考え方です。
ダンスやバレエといった習い事は、技術を学ぶだけでなく、努力の過程や達成感、仲間との協調性など、人生に必要な力を育む場でもあります。
・できなかったステップができた
・先生から「よくなってるね」と言われた
・大勢の前で堂々と踊れた
そんな日々の「小さな成功体験」が積み重なることで、子どもたちは自分を認める感覚を自然と育てていきます。
また、ダンスやバレエはすぐに上手くなるものではありません。
地道な練習の中で、自分の癖や弱さに向き合いながら、少しずつ変わっていく。
このプロセスが、自分自身との信頼関係を築く訓練となるのです。
「見せるためのすごさ」ではなく「生きる力」を
SNSでは派手な結果や目立つ才能ばかりがピックアップされがちですが、
それに振り回されず、自分のリズムで努力を重ねていく力が、本当に“すごい”人の本質です。
表面的な賞賛に心を奪われるのではなく、
「自分は自分らしく、しっかり生きている」
そう思える子どもたちが、どれだけ大きく羽ばたけるか。
そのための第一歩が、“習い事”という選択なのです。
「すごくなりたい」より「自分らしくありたい」
誰かに評価されることがゴールではなく、
自分自身が納得できる日々を積み重ねることが、本物の幸せにつながります。
子どもが自分らしく、自信を持って生きられるように…
当スタジオでは、技術だけでなく“心”を育てるレッスンを大切にしています。
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時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
12:00~13:30 | バー・フロア | 池田真紀 |
13:30~15:00 | バレエ | 池田真紀 |
17:00~18:00 | ジュニアジャズ |
RIKO |
18:00~19:00 | ジュニアバレエ | 池田真紀 |
19:00~20:30 | 大人初心者限定 ストリートスタートクラス | Ken-J |
20:30~22:00 | ヒップホップ | RyU |
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