音楽は子どもの感性を育てる“栄養素”
子どもの感性を育てるうえで欠かせないもの、それが「音楽」です。
もちろん、音楽を聴かせるだけでも効果はあります。けれども、より深く、より豊かに感性を育てていくには、ただ聴くだけでなく身体を使って音楽を“感じる”経験がとても重要です。
たとえば、音楽に合わせて踊る。
リズムにのって身体を動かす。
テンポにあわせて手拍子を打つ。
それはすべて、「音楽的な感受性」を育てる立派な学びなのです。
幼児期は“耳”が育つ黄金期
子どもは、五感の中でも特に「聴覚」が優位に発達しています。
実は、視覚よりも先に耳が発達するとも言われ、生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんの声を正確に聞き分けられるほどです。
この耳の敏感な時期、つまり0歳〜6歳ごろまでは、「音」を通じた学びがとても有効に働きます。言葉も文法も、誰かに教わらなくても耳で聞いて自然に覚えていくのはそのためです。
この時期に“良質な音”や“音楽”に触れておくことは、子どもにとって将来の土台となります。
感受性、表現力、言語力、さらには創造力まで…
すべてが音との関わりの中で、自然に育まれていくのです。
音楽を「聴く」だけではなく「動く」ことで定着する
子どもが聴覚から得た情報をより深く理解し、自分の中に取り込んでいくためには、身体の動きとセットで学ぶことがポイントです。
たとえば、
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歌にあわせて踊る
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リズムを感じながらステップを踏む
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曲調の変化を表情やポーズで表現する
これはまさに、ダンスやバレエのレッスンで日常的に行われていることなのです。
単に音楽を聴かせるよりも、子ども自身が身体で音を感じ、表現することで、音楽的な理解は一気に深まります。つまり、ダンスは感性のトレーニングそのもの。だからこそ、感性を育てたいなら「ダンス」が有効なのです。
絶対音感も“経験”で育つ
「絶対音感」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
これは、特定の音を聞いて、それが何の音かを即座に判断できる能力のこと。
「音楽の才能に恵まれた一部の人だけが持つ特別な能力」と思われがちですが、実は誰もが一度は持っていた能力だということをご存じでしょうか?
赤ちゃんは、まだ言葉を話せない代わりに、聴いた音をそのまま記憶しています。だから、親の声も、音の高さやトーンで聞き分けているのです。
この絶対音感は、成長とともに「相対音感」に置き換わっていきます。
けれども、耳が敏感な幼児期に正しい音にふれておけば、絶対音感は無理なく育つとも言われています。
習い事で“音”を身体にしみこませよう
日常生活の中で音楽にふれることはとても大切ですが、
音楽と身体の動きが結びつく体験は、やはり習い事の中で継続的に行うのが理想です。
特に、ダンスやバレエは
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音楽を聴く
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リズムを感じる
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その感覚を身体で表現する
という一連のプロセスを、毎回のレッスンで自然に行います。
だからこそ、感性の土台づくりとして非常に効果的なのです。
音楽×ダンスで未来を育てよう
子どもの感性を育てる方法は、実はとてもシンプルです。
音楽を聴くこと。そして、その音楽を“自分の身体”で感じて動くこと。
このふたつがそろったとき、子どもは“音のある世界”の中で、自分の感性をどんどん育てていきます。
ダンスやバレエの習い事は、その最適な環境です。
音楽とともに育った感性は、
やがて自己表現力、共感力、そして創造性につながります。
それはまさに、人生を豊かに生きるための「根っこ」を育てること。
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時間 | クラス | 担当インストラクター |
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12:00~13:30 | バー・フロア | 池田真紀 |
13:30~15:00 | バレエ | 池田真紀 |
17:00~18:00 | ジュニアジャズ |
RIKO |
18:00~19:00 | ジュニアバレエ | 池田真紀 |
19:00~20:30 | 大人初心者限定 ストリートスタートクラス | Ken-J |
20:30~22:00 | ヒップホップ | RyU |
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