発表会は「リーダーシップを実践できる舞台」
ダンスやバレエの発表会は、ただ踊りを披露するだけの場ではありません。
リーダーシップとは、「人の前に立つこと」よりも「仲間と協力し、目標を達成する力」。
その本質を、子どもたちは練習や本番を通して自然に学んでいきます。
練習では、振付を早く覚えた子が友だちに教えたり、年上の子が年下の子をサポートしたり。
チーム全員で一つの作品を作り上げる過程そのものが、リーダーシップを育てる最高の環境なのです。
「ハプニング」が成長のチャンスに変わる瞬間
毎年の発表会では、思いもよらない出来事が起こります。
でも、その中でこそ、子どもたちの底力が発揮されるのです。
昨年の発表会でも、忘れられない出来事がありました。
夕方の公演中で、高校生の生徒が脚を痛めてしまいました。
次の出番まで時間がない状況でしたが、同じ作品に出演する小学生の子が言ったのです。
「〇〇ちゃん(高校生の子)ができる動きに合わせよう!」と。
大人では思いつかないような優しさと柔軟な発想で、見事にステージを成功させました。
その瞬間、仲間を思いやる心と、自分で考えて行動する力が見えたのです。
さらに、キッズジャズクラスでは本番中に靴が片方脱げてしまった子がいました。
それでも、その子は動じることなく、最後まで笑顔で踊り切りました。
教えたわけでもないのに、自分で判断して、やり遂げる姿勢を見せてくれたのです。
本来、ハプニングは起こらないほうが良いもの。
でも、その一瞬にこそ、子どもたちの内にあるリーダーシップと成長の芽が輝くのです。
私たち大人が想像する以上に、子どもたちは強く、しなやかに乗り越えていきます。
「責任感」と「思いやり」が育つプロセス
発表会の準備は、数か月にわたる長いチャレンジです。
日々のレッスンで「チーム全体で動くこと」「一人が欠けると成立しないこと」を学びます。
だからこそ、子どもたちは自分の役割に責任を持ち始めます。
「自分が頑張らないと、みんなが困る」
そう感じた瞬間から、行動が変わります。
それは、学校生活や将来の社会で必要とされる“リーダーシップの原型”でもあります。
また、仲間の失敗を責めるのではなく、支えようとする気持ちも自然と育ちます。
発表会の練習には、そんな思いやりと協調性を育てる力が隠れているのです。
「やり遂げた達成感」が次の挑戦を生む
本番のステージを終えた子どもたちの表情は、みんなキラキラしています。
それは“完璧に踊れた”からではなく、“最後までやり遂げた”という実感からくる笑顔です。
どんなに小さなトラブルがあっても、乗り越えた経験は確かな自信となります。
この「できた!」という体験こそが、次の挑戦への原動力です。
見守る大人の役割
発表会を通して成長する子どもたちを見ていると、私たち大人も学ばされることがあります。
子どもが困っているときに、すぐに手を出すのではなく、少し見守ること。
失敗を恐れずに挑戦できるように、安心できる環境をつくること。
そうした“信じて任せる姿勢”が、子どものリーダーシップを伸ばす土台になります。
ART GROOVEの発表会が大切にしていること
ART GROOVEでは、発表会を「技術披露の場」ではなく「成長の舞台」として位置づけています。
年上の子が年下の子を支え、年下の子が憧れの気持ちでついていく。
その積み重ねが、自然なリーダーシップを育てていきます。
ステージの上だけでなく、楽屋やリハーサルでの一言一動にも、子どもたちの優しさや責任感が見える。
その瞬間に立ち会えることが、私たち講師にとっても何よりの喜びです。
体験レッスンで「一歩前に出る力」を育てよう
発表会での感動は、レッスンの積み重ねから生まれます。
「人前で堂々と表現できるようになってほしい」
「仲間と協力する力を育てたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ体験レッスンにお越しください。
月の途中からのご入会もお月謝は日割り計算でOK!
いつからでも気軽にスタートできます。
ダンスを通して、お子さんの中に眠る“リーダーシップの芽”を、一緒に育てていきませんか。
体験レッスンの詳細はコチラ
10月21日(TUE)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
12:00~13:30 | バー・フロア | 池田真紀 |
13:30~15:00 | バレエ | 池田真紀 |
17:00~18:00 | ジュニアジャズ |
RIKO |
18:00~19:00 | ジュニアバレエ | 池田真紀 |
19:00~20:30 | ハウス | Ken-J |
20:30~22:00 | ヒップホップ | RyU |
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