「70歳の体力は20歳の半分」の真実
「年をとると体力が落ちるのは仕方がない」と思っていませんか?
確かに、平均的に見ると70歳の体力は20歳の半分ともいわれます。
でも、70歳でも現役のように元気に働いていたり、趣味を楽しんでアクティブに生活している方もいますよね。
その違いはどこにあるのでしょうか。
実は、決定的な差は「筋肉量」です。
体力やエネルギー、そして回復力の基盤は筋肉にあります。
筋肉がしっかりある人は、転倒やケガのリスクも低く、たとえ病気になっても回復が早いのです。
寝たきりで急激に減る筋肉
「人は寝たきりになると、あっという間に筋肉が落ちてしまう」と聞いたことがあるかもしれません。
例えば、手術や病気で3週間ほど安静にしていたとします。
足腰の筋肉はなんと約50%も減ってしまうのです。
かつて10kgの荷物を持ち上げられた人が、たった数週間後には5kgが限界に。
これは驚くべき事実です。
筋肉を減らす“犯人”は脳だった?
筋肉がこんなにも急激に減ってしまう理由は、「脳の働き」にあります。
脳は生存に必要な臓器に優先的にエネルギーを回す賢い器官です。
筋肉は、身体の熱を生み出す重要な器官でありながら、“燃費が悪い”臓器でもあります。
たくさんのエネルギーを消費するため、病気やケガで栄養摂取が少ない状態が続くと、
脳は筋肉を「真っ先に削ってでも生き延びる」モードに切り替えるのです。
筋肉は体の中でも“後回しにされやすい”存在。
放っておくと、どんどん減ってしまうということなのです。
年を取るだけで1%ずつ減る筋肉
「じゃあ、寝たきりじゃなければ大丈夫?」と思いたいところですが、実は違います。
私たちは、年齢を重ねるだけで、1年に1%ずつ筋肉が減っていくのです。
筋肉量のピークは20歳前後。
そこから1%ずつ減るということは、30歳で10%、50歳で30%、70歳では半分近くまで落ちてしまうことになります。
特に、下半身の筋肉は落ちやすく、それが転倒や歩行困難、寝たきりの原因にも直結します。
筋肉=体力、そして健康寿命のカギ
「体力が落ちたな」と感じるとき、多くの人が真っ先に思うのが「疲れやすくなった」「動くのがおっくうになった」ではないでしょうか?
それこそが、筋肉量の低下が招くサイン。
筋肉が落ちると、姿勢が崩れ、呼吸も浅くなり、血流も悪くなります。
代謝も下がるため、体脂肪も増え、生活習慣病のリスクも高まります。
つまり、筋肉は「若さ」や「健康寿命」を左右する“隠れた主役”なのです。
だからこそ若いうちから「動く」習慣を
では、どうすれば筋肉を維持できるのでしょうか?
答えはシンプル。
「日常的に身体を動かすこと」。
そして、できれば「続けられる楽しさ」がある運動が理想です。
その代表がダンスやバレエです。
全身をバランスよく使いながら、柔軟性・筋力・体幹が自然と鍛えられるので、子どもの習い事としても、大人の趣味としても最適です。
音楽に合わせて楽しく動くことで、脳も活性化。
筋肉だけでなく、気持ちも明るく、リズム感や集中力などの“非認知能力”も育まれます。
「運動は習慣」こそが最強
短期間で成果を求めてハードなトレーニングをするよりも、「週に1〜2回でも、継続できる習慣」の方がずっと価値があります。
その点、ダンスやバレエの習い事は、「楽しいから続けられる」ことが魅力。
筋肉は裏切りません。
動かせば、必ず応えてくれます。
未来の自分のために、そしてお子様の未来の健康のために、今から「身体を動かす習慣」を一緒に始めてみませんか?
体験レッスン受付中
アート・グルーヴでは、子どもから大人まで、初めての方も大歓迎の体験レッスンを実施中!
まずはお気軽に、身体を動かす楽しさを体感してみてください。
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7月26日(SAT)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
12:00~13:30 | バー・フロア | 池田真紀 |
13:30~14:30 | キッズバレエ | AIMIN |
15:00~16:00 | キッズダンス | AIMIN |
16:00~17:30 | バレエ | 池田真紀 |
17:30~19:00 | ジャズダンス | AIMIN |
19:00~20:30 | ディスコ・ソウル | GO |
20:30~22:00 | ブレイキン(休講) | ISAMU |
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