肩が下がらない理由は鎖骨?腕の使い方のコツ

ダンスで「肩が下がらない」「腕が自由に使えない」と感じたことはありませんか?その原因は“鎖骨が動いていない”からかもしれません。肩甲骨・鎖骨・上腕骨はセットで動くのが本来の体の仕組み。どれか一つでも連動できていないと、パフォーマンスの妨げになるだけでなく、疲労や痛みにもつながります。

肩が下がらない・腕が使えない理由とは?

ダンスやバレエでよく聞く悩みの一つが、「肩が下がらない」「腕がうまく使えない」というもの。動きのキレや美しさを出したいのに、肩が力んでしまったり、腕のラインが不自然になったり…。その原因の一つに、“鎖骨”の動きが関係していることをご存知でしょうか?

実は、肩の動きには3つの骨が関係している

肩まわりの動きは、「肩甲骨」「鎖骨」「上腕骨」の3つの骨が連動して生まれています。
たとえば、腕を上げるというシンプルな動きでも、

  • 上腕骨が上がる

  • 肩甲骨が外に回る

  • 鎖骨が後ろに回転する

という3つの連動がスムーズに起こることで、初めて自由で美しい動きが実現されます。逆に、どれかがうまく動かないと、他の骨に負担がかかり、動きがぎこちなくなってしまうのです。

鎖骨の動きが止まるとどうなる?

特に見落とされやすいのが“鎖骨”の動き。
腕を上げるとき、鎖骨は胸骨(胸の真ん中の骨)と肩甲骨の間で後方に回旋(後ろに回るような動き)します。しかし、首や胸まわりの筋肉が硬かったり、姿勢が崩れていると、この回旋が起こらず、結果的に肩に力が入りやすくなってしまうのです。

つまり、「肩が下がらない」「肩が疲れやすい」という悩みの裏には、鎖骨が機能していない可能性が高いのです。

鎖骨の動きを引き出すにはどうすればいい?

鎖骨の動きを引き出すには、まず身体の使い方を“身体のルール”に沿って見直す必要があります。
具体的には、

  • 背骨の自然なカーブ(生理的弯曲)を整える

  • 肋骨の位置を安定させる

  • 首や胸まわりの筋肉の過緊張をゆるめる

といったアプローチが重要になります。

いくら「肩を下げよう」と意識しても、骨の動きが連動していなければ根本的な改善にはなりません。身体の構造を理解し、それに沿った使い方を身につけることで、力みに頼らない自然な美しい動きが手に入ります。

「バー・フロア」「痛くないストレッチ」で体の使い方を整える

当スタジオでは、鎖骨を含めた身体全体の連動性を高めるために、「バー・フロア」や「痛くないストレッチ」のクラスをご用意しています。これらのレッスンは、身体の仕組みに沿った使い方を自然に身につけることを目的としており、日常の癖をリセットしながら、本来の動きやすさを取り戻していきます。

「バー・フロア」では、床に座ったり、寝た状態で重力を活かしながら背骨や骨盤、肩周りの動きを丁寧に整えていきます。関節や筋肉に無理のない方法で行うため、力まずに身体の可動性が引き出されるのが特徴です。

一方、「痛くないストレッチ」は、身体のルールに沿って動きやすくするための“自力整体”のクラスです。筋肉や筋膜の緊張を優しくゆるめたり、閉めたりしていくことで、鎖骨や肩まわりの硬さを無理なく取り除いていきます。自分の力で整える感覚が身につき、レッスン後には身体が軽くなるのを実感できます。

【体験レッスン受付中】

「肩が下がらない」「腕が自由に使えない」と感じているなら、まずは体の仕組みに合った動きを体感してみませんか?
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5月9日(金)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
18:00~19:00 ジュニアブレイキン ISAMU
19:00~20:30 ヒップホップ SARA
20:30~22:00 ロックダンス GO

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