結果よりも過程をほめる!ダンスで育つ子どもの自発性

「ほめる」と「やる気」の関係

子どもは、ほめられると嬉しいものです。
練習や発表の後に「上手だったね」と声をかければ、次も頑張ろうと前向きな気持ちになります。

しかし「ほめられること」が目的化してしまうと、やる気が外部の評価に依存するようになります。
でも、厳しい言葉を受けたときに心が折れやすくなったり、ほめてもらえないとやる気を失ったりするリスクも出てきます。

大切なのは「結果」ではなく「一生懸命やった過程」に目を向けてほめることです。

日常のレッスンにある小さなドラマ

子どもたちの成長の瞬間は、特別なイベントだけでなく、毎回のレッスンの中にもあります。

ある子は、なかなか技が決まらなくても「もう一回やってみる!」と何度も挑戦していました。
別の子は、仲間ができずに困っているときに、そっと手を差し伸べて一緒に動いていました。

こうした行動は結果には表れにくいですが、実はとても大切な成長です。
そんなときに「最後まで頑張ったね」「優しいね」と声をかけてあげると、子どもは「一生懸命やること」そのものを楽しめるようになっていきます。

イベントでの大きな挑戦から学んだこと

発表会や外部イベントの場面では、さらにドラマが生まれます。

過去に、キッズバトルに挑戦した小学生の女の子がいました。
最初の挑戦では思うように踊れず、涙ながらにサークルを離れてしまったのです。

その時に支えたのは、同じスタジオの中高生メンバーたち。
「もう一度挑戦できるように」と会場を盛り上げ、空気をつくり直し、再挑戦のチャンスをつくってくれました。

結果としてその子は見事にMV出演権を勝ち取りました。
でも本当に価値があったのは「勝った負けた」という結果よりも、

  • あきらめずに再挑戦した勇気

  • 仲間が支えてくれた優しさ

  • その空気を受け取って踊り切った一生懸命さ

これらの過程すべてが、子どもたちにとってかけがえのない成長の糧になったのです。

子どもたちには無数のエピソードがある

こうした出来事は一例に過ぎません。
毎日のレッスン、発表会、本番前の緊張、仲間との関わり──その一つひとつに挑戦とドラマがあり、子どもたちは確かに成長しています。

その成長を大人がどう受け止めるかで、子どものやる気は大きく変わります。
「結果」だけを基準にせず、「一生懸命に頑張った姿」を見逃さずにほめることが、子どもの自発性を育てる一番のサポートになるのです。

ダンスで育つ「一生懸命を楽しむ力」

ダンスやバレエは、結果だけでは測れない学びが多くあります。

  • 音楽に合わせて繰り返し練習する粘り強さ

  • 仲間と協力して作品をつくり上げる協調性

  • 舞台に立って自分を表現する勇気

これらはすべて、「一生懸命を楽しむ力」につながります。
そして、この力があるからこそ、子どもたちは結果にも強くなれるのです。

過程をほめて自発性を伸ばそう

子どもたちはそれぞれの場面で、日常でもイベントでも挑戦やドラマを経験しています。
そこを大人が「結果」ではなく「一生懸命」に目を向けてほめてあげると、子どもは自分の内側からやる気を育て、自発的に成長していきます。

ダンスやバレエは、そうした学びを自然に積み重ねられる習い事です。
当スタジオでは、初めてのお子さんでも安心して参加できる体験レッスンをご用意しています。

お子さんの「一生懸命を楽しむ力」を育てる第一歩として、ぜひ体験してみませんか?

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9月5日(金)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
18:00~19:00 ジュニアブレイキン ISAMU
19:00~20:30 ヒップホップ SARA
20:30~22:00 ロックダンス GO

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