初めてダンスレッスンを受ける人、経験の浅い初心者の方たちから「どうすれば振付を覚えられるか?」と聞かれることがあります。
この「振付を覚えられない問題」でレッスンを挫折しそうになることがある人は多いと思います。
まず初心者の方々は、自分のペースや経験による覚えられるキャパシティを理解できるかが重要です。
何年もレッスンを受けている人たちと同じように振付を覚えられるはずもないのに、その人たちと同じように出来ないことに引け目を感じたり、落ち込んだりします。
僕が良くレッスンで言う言葉は「誰もが最初は初心者」
初めての人が経験者と同じように出来るのであれば、レッスンを積んできた人たちの積み重ねはなんだったの?ってことになりますよね。
この経験の差は、仕方がないものなので、出来ないことに焦らないで下さい。
経験を積むためには時間が必要です。= ある程度の慣れが必要です。
さて「振り覚え」ですが指導者によって、考え方は色々あると思いますが、30年以上指導してきました僕としては「少しずつ」で良いと思っています。
上級クラスやプロのダンサーだったら、ある程度の振り覚えの早さは評価に値するスキルですが、ダンス初心者にそれを求めることはありません。
例えばレッスンで4×8(フォーエイト)の振付をやったとします。ダンスが初めての人が覚えるのは最初の2×8、それでも難しければ1×8でも良いと思っています。
正確に正しい動きを覚えるというより、流れで覚えて、何となく似た感じの動きになれば1×8でも2×8でも問題ないと思います。
もちろん、もっと覚えられるのであれば、チャレンジしてもらって良いのですが、そのことによって最初の方の1×8がわからなくなるようなことがあるのであれば、欲張らないことが大事!
中途半端に長く振付を覚えようとすると「最初の方はなんだっけ?」「あっちこっち分からないことがある」「何がわからないのかもわからない」など、結局振付が覚えられないという事になります。
徹底的に覚えられる範囲で「他人を見ないで一人で踊れる」を目指しましょう。
レッスンの中で、他の人を目で追いながら踊るのは悪い事ではないですが、振付を覚えようとする時はある程度のところから自分自身をしっかり見て、振付の確認が大切です。
この「他人を見ないで一人で踊れる」が出来るとスタジオから自宅に帰っても練習が可能になります。
覚えた部分だけでも一週間かけてしっかりと練習すれば、残りの振付にも自信をもってチャレンジ出来るようになると思います。
このようなことを繰り返しているうちに、「振り覚え」に対する「慣れ」がついて、自分なりの「コツ」もつかめてくると思います。
ダンス初心者は、色々なことにチャレンジしたい気持ちになると思いますが、焦らず、順序良く、効率的にレッスンして行けばすぐに上達できるので、楽しみながらレッスンしましょう!!
2月3日(SAT)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
12:00~13:30 | バー・フロア | 池田真紀 |
13:30~14:30 | キッズバレエ | AIMIN |
15:00~16:00 | キッズダンス | AIMIN |
16:00~17:30 | バレエ | 池田真紀 |
17:30~19:00 | ジャズダンス | AIMIN |
19:00~20:30 | ディスコ・ソウル | GO |
20:30~22:00 | ヒップホップ | TAKUMI |
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