筋トレしても変わらない人へ|動ける体は構造で決まる

筋トレをしても動きが良くならない理由

筋トレは「筋肉を太く・強く」することには効果的ですが、それが「しなやかに動ける体」や「姿勢の安定」につながるとは限りません。
なぜなら、筋肉は“構造”の上に成り立つものだからです。
家でいえば、骨格が柱や土台。そこが歪んでいれば、どんなに外壁を補強しても家はぐらつきます。
人の体も同じで、骨格のアライメント(整列)が乱れたまま筋肉を鍛えても、正しく力を発揮できません。むしろ、硬さやバランスの崩れを助長してしまうこともあります。

「構造の弱さ」とは何か?

構造が弱い人は、見た目には筋肉があっても「力が抜ける」「すぐ疲れる」「姿勢が保てない」といった特徴があります。
これは、骨と筋の連携がうまくいっていない状態。たとえば、骨盤が傾いていたり、背骨の生理的弯曲が崩れていたりすると、体幹の筋肉が適切に働けません。
結果として、腕や脚の力を使おうとしても、“力が伝わらない”体になってしまうのです。

東洋の「動かない強さ」と西洋の「倒れない強さ」

東洋の身体観では、「動かない強さ」=軸が通っている状態を重視します。
無駄な力を抜き、重力と調和した姿勢で立つことで、外からの刺激に対してもぶれない安定感を保ちます。
一方、西洋の身体観は「倒れない強さ」。筋肉を鍛え、力で支えるという発想です。
どちらも間違いではありませんが、現代人の多くは筋肉偏重になりがちで、土台である構造の整備が置き去りになっています。

筋トレをしても成果が出ないと感じる人は、「倒れない強さ」ばかりを追っていて、「動かない強さ」が抜け落ちているのかもしれません。

構造を整えることで、筋肉が活きる

構造が整うと、筋肉の働きがスムーズになります。
たとえば、背骨の自然なS字カーブが保たれると、重心が整い、最小限の力で姿勢をキープできます。
これにより、筋トレの効果も正しく発揮され、無理に力を入れなくても動ける“しなやかな体”へと変わっていきます。

つまり、筋肉を鍛える前に「構造を鍛える」ことが本当の近道なのです。

ダンスやバレエが“構造を育てる”理由

実は、ダンスやバレエのように「動きの質」を重視する運動は、まさに構造を整える最適なトレーニングです。
重心移動、軸の保ち方、呼吸と連動した体の使い方など、すべてが「骨格と筋肉の連携」を高めます。
筋肉を固めて動くのではなく、骨の位置関係を感じながら動くことで、体の内側からバランスが整っていくのです。

構造が整えば、日常も変わる

構造が整うと、歩き方・立ち姿勢・呼吸の深さまでもが変わります。
それは、単に「体が軽くなる」だけでなく、見た目の印象や疲れにくさ、集中力にまで影響します。
美しい姿勢は、健康の象徴であり、心の余裕にもつながるのです。

最後に:筋トレよりも大切なのは“整える”こと

筋肉を鍛えることは悪いことではありません。
しかし、その前に“体の構造”を整えることが、あなたの可能性を最大限に引き出す鍵です。
土台が整えば、どんなトレーニングも結果につながりやすくなります。

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10月18日(SAT)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
12:00~13:30 バー・フロア 池田真紀
13:30~14:30 キッズバレエ AIMIN
15:00~16:00 キッズダンス AIMIN
16:00~17:30 バレエ 池田真紀
17:30~19:00 ジャズダンス AIMIN
19:00~20:30 ディスコ・ソウル GO
20:30~22:00 ブレイキン ISAMU

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