分習法で踊りの質が激変!伸び悩み脱出の鍵とは?

■ 分習法ってなに?

分習法とは、ひとつの動作やルーティンを細かく分割し、それぞれを意識的に練習していく学習法のこと。複雑なダンスの振り付けや、クラシックバレエの繊細な動きも、一度にすべてをこなそうとするのではなく、「体の使い方」や「順番」にフォーカスして段階的に習得していきます。

たとえば、ピルエットひとつとっても、プレパレーション、軸の作り方、腕のポジション、スポットの取り方……細分化すれば、そのどれかが崩れているだけでバランスは崩れます。分習法はそれを一つずつクリアにしていけるのです。

■ なぜ分習法が効果的なのか?

  1. クセがつきにくいから、成長が早い
     一度変なクセがついてしまうと、それを修正するのに時間も労力もかかります。分習法なら、最初から「正しい感覚」を身体にインストールできるため、無駄な修正が不要になり、上達のスピードが圧倒的に上がります。

  2. 「成功体験」が増える
     分割された課題は小さくなるぶん、達成しやすくなります。「できた!」という感覚が積み重なれば、モチベーションも維持しやすく、レッスンも楽しくなります。

  3. 集中力を保ちながら練習できる
     ダンサーにとって「集中力の維持」は重要。長時間の練習でも、メニューを分割すればテンポよく進められ、疲労感も減ります。分習法は、時間で区切って効率的に練習したいときにも最適です。

■ 中・上級者にとっての“原点回帰”

意外かもしれませんが、分習法は初心者だけでなく、中・上級者にとっても非常に価値ある練習法です。

踊り慣れてくると、「感覚」でこなす場面が増えてきます。しかし調子を崩したとき、感覚に頼るだけではうまくいかないことも。そんなときこそ、「プレパレーションからやり直そう」「軸だけに集中してみよう」と、一つ一つのパーツを見直せる分習法が力を発揮します。

これは、プロのダンサーや指導者も実践していることで、「踊れなくなったとき、戻るべき基礎がある」というのは、精神的な安定にもつながるのです。

■ 分習法をどう取り入れる?現場での実践例

以下は、実際のレッスンでよく使われる分習法の例です。

  • ターン強化のための3ステップ練習
     1)軸足と骨盤の位置取りだけを繰り返す
     2)軸を保ったままプレパレーションの形を確認
     3)実際に回る

  • ジャンプの高さを出すための段階練習
     1)足裏の踏み込みのみ
     2)膝の伸展まで
     3)上半身の連動を入れて全体へ

このように、動きの“どの部分に注目するか”を切り分けて練習することで、感覚だけでは気づけなかった“ズレ”や“力み”を客観的に修正できます。

■ 体験レッスンで分習法を体感してみよう

当スタジオでは、体験レッスンの中にこの「分習法」を取り入れています。
「ここがうまくいかない」「なんとなく不調」と感じている方こそ、ぜひ一度試してみてください。
踊りがクリアになる感覚、成功体験が積み重なる喜びを味わえるはずです。

体験レッスンのお申し込みは[こちら]から!
※お気軽にご相談・ご予約ください。

4月25日(金)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
18:00~19:00 ジュニアブレイキン ISAMU
19:00~20:30 ヒップホップ SARA
20:30~22:00 ロックダンス GO

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