スタジオに通い始めてすぐのころは、人見知りや場所見知り
慣れない環境で戸惑うことが多いので出来ないことがあってもいいのですが…

慣れてきた子供たちには、自分の気持ちや思いをある程度抑制するチカラを少しづつ身に付けられるように
【世の中には思うようにならないことがあること】
【我慢しなくてはいけない場面があること】
をスタジオのルールの中で伝えています。

その過程で、機嫌を損ねる子や泣いてしまう子もいます。
どんなに気分がのらなくても、イライラしていても、眠くても
「ご挨拶をする」
「お返事をする」
「感謝の気持ちを持つ」
この3つの事は年齢やその子の性格に応じた伝え方をしています。

未就学児の子供たちは
気分がのらなかったり、眠かったりしてご挨拶が出来ないときがあったりします。
そういった場合も年齢に応じてハイタッチだけはするようにとか
バイバイだけは言うとか
何かしらするようにしています。

思春期にはたくさんの感情を抱えているため
お返事をしなかったり
無視したり
投げやりな態度をとる時期もありますが
そういう場合には相手の立場にたって考えてみるように
話し合いをします。

せっかくの習い事、子供たちが経験を積める場所でありたいと考えています。

未就学児の保護者の皆さまはきっと
小さな我が子が、機嫌をそこねたり、泣いてしまいながら
叱られる姿を目の当たりにすることに心が辛くなってしまう方もいらっしゃいます。
ARTGROOVEでは、保護者の皆さまがいらしても
いらっしゃらなくてもダメな時には同じように子供たちに伝えています。

子供たちが自分と向き合い乗り越えようとするチカラをどうぞ一緒に見守って下さい。
理不尽に叱られたり、感情的に叱られたりすれば
子供たちの心は傷つきますが、
ルールがあることを知ったうえで、ルールを破り叱られた場合
子供たちはしっかりと理解してくれています。
レッスン終了後にはご機嫌でご挨拶をして帰っていきます。
翌週も元気にレッスンに通ってきてくれます。

子供たちはもしかしたら、大人よりも正しいことも、ダメなことも本能で理解しているのかもしれない…っと思ってしまいます。

3月13日(WED)のレッスンは