行動する力――「できた!」を積み重ねる
子供の成長に欠かせないのは、小さな「できた!」の積み重ねです。
ダンスのレッスンでは、最初は見よう見まねでぎこちなくても、少しずつ動きがつながっていきます。
たとえば、はじめは音に合わせてステップを踏むだけでも難しかった子が、振付の最後まで踊れるようになる。
その瞬間に「できた!」と笑顔がこぼれます。こうした小さな達成体験が、次の行動を起こす原動力となるのです。
挑戦の一歩を踏み出す勇気
はじめてスタジオに来た時、既に在籍している子どもたちの様子に圧倒されてしまうこともありますし、初めてのことに挑戦するのは子どもにとって小さな冒険です。
その冒険の大きさや感じ方は、子どもそれぞれ違います。ちょっとしたワクワクがドキドキに変わって緊張することもありますが、それも成長の一歩。
「できるかな…」という不安を抱えながらも、一歩を踏み出せた時の体験は、行動力を育む大切な力になります。
スタジオでは、子どもたちの力を信じて見守りながら、安心して挑戦できる環境を整えています。
先日のイベント「Boomista JAM」でも、子どもたちは大きな挑戦をしました。
ミュージックビデオ出演権をかけた「MVハント」では、主催のCAKEーCさんが持つ封筒を目指して、一人ひとりが必死に自分をアピール。
熱気に包まれたサークルの中で、悔しさに涙した子もいれば、何度も挑戦を重ねて勝ち取った子もいました。
アート・グルーヴのキッズたちは物怖じせず、楽しさにまっすぐ。
前回悔し泣きをしながらも勝ち取ったKATEは、今回は下の子を引っ張り、一緒に挑戦していました。
なかなか選ばれず落ち込んでいた子も、仲間と一緒ならと再びサークルへ。
ISAMU先生のアドバイスを胸に、3度目の挑戦で封筒を手にした時の笑顔は忘れられません。
こうした体験の一つひとつが、子どもたちの「挑戦する勇気」と「行動する力」を確かに育んでいるのです。
継続する力を養う
繰り返し練習して少しずつ上達していくプロセスは、継続する力を育てます。
毎週のレッスンを重ねることで「努力すれば変われる」という感覚が根づいていきます。
仲間と一緒に成長する喜び
クラスの仲間と一緒に取り組むことで「自分もやってみよう」という気持ちが引き出されます。友達の挑戦が刺激となり、行動力がさらに強まっていきます。
失敗する力――“うまくいかない”から学びが始まる
行動すれば必ず“失敗”に出会います。例えば、ターンで何度もバランスを崩してしまう、振付を間違えてしまう、音に遅れてしまう…。
でも、これは単なる失敗ではなく「学びの種」です。
子供は「どうしてできなかったのかな?」と考え、工夫し、また挑戦します。このサイクルが「失敗する力」を育てるのです。
失敗を恐れない心を育む
失敗をしても「次に繋がる」と実感できると、子供は挑戦を続けられます。
ダンススタジオは、仲間や先生に見守られながら安心して失敗できる場です。
改善する力を身につける
「もっと腕を大きく伸ばせばいいんだ!」「視線を上げればターンが止まる!」といった工夫を自分なりに見つけていく。
この繰り返しが改善力を養います。
成功体験への架け橋
レッスンの中では、何度も転んでしまった子が、最後にきれいにターンで止まれた瞬間があります。
それはほんの数秒の出来事ですが、本人にとっては大きな成功体験であり、達成感は格別です。
一方、先日のBoomista JAMの「MVハント」では、なかなか選ばれず悔しい思いをしながらも、3度目の挑戦でついに封筒を手にした子がいました。
大勢の前で勇気を振り絞って挑み続けた末に掴んだ成功体験は、日常の小さな成功とはまた違う、大きな自信となって子供の中に残ります。
こうした積み重ねは、失敗を怖がらずに挑戦する力、そして自分を信じて行動する力を育んでいきます。
私たちスタジオでは、何よりもまず「ダンスやバレエを好きになってもらうこと」を大切にしています。
好きだからこそ頑張れる。好きだからこそ挑戦できる。
子供たちの「できた!」の瞬間を一緒に見守り、成功体験へとつなげていけるよう指導しています。
初めての一歩も、舞台での挑戦も、すべては未来の可能性への架け橋。
ぜひ一度、体験レッスンでお子さまの「できた!」の瞬間を感じてみませんか?
スタジオや講師ができるサポート
ダンスやバレエのレッスンでは、子どもたちが「行動する力」と「失敗する力」を安心して育めるように、私たち講師は日々意識して取り組んでいます。
先日のBoomista JAM「MVハント」でも、子どもたちはさまざまな経験をしました。
何度もチャレンジしたけれど獲得できなかった子。
結果にはこだわらず、ただ踊ることを心から楽しんでいた子。
そして、悔しさから涙があふれてしまいながらも、その気持ちをどう表現していいのかわからず「目の不調」と言い張ってしまった子。
こうした場面は、子どもたちにとって大切な学びの機会です。
「悔しい」「恥ずかしい」といった感情も、前に進むためには必要なプロセスであり、決して悪いことでも隠すべきことでもありません。
私たち講師は、その瞬間に立ち会い、子どもたちがダンスやバレエを嫌いになったり、心を閉ざしてしまわないように、そっと寄り添い、支えていくことを大切にしています。
感情を味わいながらも次の挑戦へとつなげられるように導くこと。
それこそがスタジオや講師の大切な役割のひとつだと考えています。
体験レッスンで最初の一歩を踏み出そう
「できた!」を積み重ねる行動力と、「できなかった」を糧にする失敗する力。
どちらも未来を切り拓くために欠かせない力です。
ダンスやバレエの習い事なら、この2つの力を楽しみながら育むことができます。
まずは体験レッスンで、一歩を踏み出してみませんか?
9月22日(MON)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
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19:00~20:30 | ヒップホップ | GO |
20:30~22:00 | バー・フロア | 池田真紀 |
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