「100回より10回」の本当の理由
ある質問があります。
「スクワットを10回するのと、100回するのでは、どちらが効果的だと思いますか?」
多くの方は「回数が多いほうが効きそう」と感じますが…
実は答えは「10回」。
それはなぜか?
フォームが崩れたまま100回繰り返しても、狙った筋肉に効かないばかりか、関節を痛めるリスクがあるからです。
特に、筋力や体幹が弱い人が多くの回数をこなそうとすると、途中から猫背になったり、膝が内側に入ってしまったり。
本来の目的とは違う場所に負担がかかり、かえって身体に悪影響となることも少なくありません。
大切なのは「どこをどう動かすか」
例えば、スクワットでは、
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背筋を伸ばす
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膝がつま先より前に出ないようにする
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腰を反りすぎず、お腹を引き上げる
といった基本的なフォームが重要ですが、これらを全て自分ひとりで意識して維持するのは至難の業。
最初は動画を見て真似していても、知らず知らずのうちに自己流に変わってしまうのです。
つまり、自宅トレーニングやSNSの真似だけでは、「なんとなく動いているつもり」になりがち。
これが“成果が出にくいセルフトレーニング”の落とし穴です。
正しい動きは「フィードバック」から生まれる
正しく動くために欠かせないのが、“他者からのフィードバック”。
たとえば、ダンスやバレエのレッスンでは、講師が常に姿勢や筋肉の使い方をチェックし、
「もう少し重心を落として」「肩の力を抜いて」などと的確なアドバイスをしてくれます。
この“リアルタイムの修正”があるからこそ、動きの質がどんどん磨かれていくのです。
自分では気づけないクセや、弱い部分にも気づけるため、ケガの予防にもつながります。
「できた気」ではなく「本当にできている」状態へ
回数を重ねていると、「頑張った=効果がある」と思ってしまうことがあります。
ですが、本当に身体を変えてくれるのは、回数ではなく“正しくできているかどうか”。
バレエやダンスでは、たった1つのステップを何度も繰り返しながら、正しい形を体にしみこませていきます。
そして、その積み重ねが、しなやかな筋肉、軸のある姿勢、ケガに強い身体をつくっていきます。
正しい動きが身につくから、一生モノの財産になる
正しい身体の使い方が身につくと、日常生活にも嬉しい変化が現れます。
・腰や膝の負担が減る
・肩こりや疲れが軽くなる
・美しい姿勢が保てる
・疲れにくくなる
など、見た目だけでなく、身体の快適さもレベルアップします。
とくに大人になってからは、筋力や柔軟性の低下だけでなく、「自分の体をどう動かすか」に意識を向けることが健康の鍵になります。
正しいフォームを学ぶなら、習い事という選択肢を
自分の身体と向き合い、正しく動かす力を身につけるには、プロの目がある習い事が最も効果的です。
ダンスやバレエは、「音楽に合わせて楽しく動く」だけでなく、
身体の軸や重心の使い方、柔軟性、筋力バランスまでトータルで整えられる全身運動。
無理なく続けられて、しかも姿勢や体幹も自然と整っていく。
そして何より、レッスンの中で“できた!”という小さな成功体験を積み重ねることができます。
何歳からでも始められるクラスもご用意しています。
「自己流では限界を感じてきた」
「続けても効果が出ない」
そんな方こそ、正しい動きが学べるレッスンで、身体が変わる実感を味わってみませんか?
7月27日(SUN)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
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10:30~12:00 | バレエ | NANA |
12:00~13:30 | タンゴソロステップ | NANA |
13:30~15:00 | 痛くないストレッチ | 池田真紀 |
15:00~16:30 | ヒップホップ | GO |
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