柔らかい体はケガのもと?ダンス初心者が知るべき落とし穴

柔らかい体はケガしにくい?実はそうとも限らない!

ダンスを始めるとき、多くの人が「体を柔らかくしたい」と考えますよね。
実際、ダンスでは柔軟性が求められる場面が多く、ストレッチや開脚に熱心に取り組む方も多いでしょう。

でも実は、「体が柔らかい=ケガしにくい」という考え方は必ずしも正しくありません
むしろ柔らかすぎることで、関節が不安定になり、ケガを招いてしまうケースがあるのです。

柔らかすぎる体=「全身弛緩性(しかんせい)」とは?

医学的に「全身弛緩性」とは、関節の可動域が平均よりも広く、体が非常に柔らかい状態を指します。
一見メリットのように思えますが、この状態では関節が安定せず、外れやすくなったり、本来の動作方向から外れてしまったりすることがあります。
例えば、ジャンプからの着地やターンの途中で、ひざや足首が思わぬ方向に曲がってしまい、靭帯や筋肉を痛めるリスクがあるのです。
これは、ストレッチをしすぎて筋肉のコントロールが効かなくなることで起こる現象でもあります。

ダンスでは「柔軟性+筋力のバランス」が最重要!

柔らかい体を保つことは悪いことではありません。
むしろ正しい柔軟性は、ダンスの上達にも大きく貢献します。
ただし大切なのは、柔軟性と筋力のバランスを保つこと
体が柔らかいだけで筋力が足りないと、関節を安定させる力が弱くなり、動作時に余計なストレスがかかってしまうのです。

特に負担がかかるのが以下の部位:
ひざ関節・足首・股関節
これらは、回転やステップ、ジャンプといったダンスの基本動作で多用される部位です。
筋力が弱ければ支えきれず、関節に無理な負担がかかってしまいます。

体幹と下半身の筋力を“正しく”使う練習をする
筋トレも大切ですが、筋肉を“どう動かすか”を理解することがケガ予防のカギ。
おすすめは**「バー・フロア」**。
床に座る・寝るの状態で動くため、重力の負担を減らしながら体幹や股関節まわりの筋肉を目覚めさせることができます。
姿勢改善や、しなやかに踊るための土台作りにもぴったりです。

「バレエは初めてで不安…」という方も、フロアなら安心して取り組めますよ。
バー・フロア

ストレッチは“骨格の位置”を意識して整える
柔らかくすることだけを目的としたストレッチは、逆に関節を不安定にしてしまうことも。
大切なのは「骨格を正しく整えたうえで動かす」という考え方です。

そんな意識を育てたい方には、**「痛くないストレッチ」**のクラスがおすすめ。
肩・骨盤・足首など、踊るときにズレやすいパーツをリセットし、バランスよく立てる体をつくります。
結果として、怪我のリスクを減らし、美しいポジションが自然と身につきます。
痛くないストレッチ

今の自分の体の使い方を見直す時間をつくる
ダンスを楽しむほど、自分の“動きの癖”に気づきにくくなることがあります。
「柔らかさに頼っていた」「関節が不安定だった」と気づけるだけでも大きな進歩です。

正しい体の使い方を学ぶには、一度しっかりと基礎に立ち返るレッスンを受けてみるのが◎。
バー・フロアも痛くないストレッチも、体と向き合い、正しいフォームを身につけたい人にぴったりのクラスです。

柔らかさに惑わされず、「使える体」でダンスを楽しもう

柔らかい体は魅力的。でも、それだけに頼ると、ダンスを続けるうえで思わぬトラブルを招くことも。

だからこそ大事なのは、「正しく使える体」をつくること。
ケガを防ぎながら、しなやかに踊れる体を育てたいなら、まずはフロアバレエ骨格調整ストレッチのクラスで、あなたの体と丁寧に向き合ってみませんか?

「楽しく踊りたい」「長く続けたい」— そんな想いがあるなら、今こそ身体の基礎から整えていきましょう!

4月21日(MON)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
19:00~20:30 ヒップホップ GO
20:30~22:00 バー・フロア 池田真紀

↓体験レッスンのお申し込みはコチラ↓

関連記事

  1. オリジナルTシャツ2019

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP