「引き締め」より「支える」がカギ
たるみが気になると、「引き締めよう!」と一生懸命に筋トレやダイエットを始める方も多いかもしれません。
ですが、更年期以降の女性に本当に必要なのは「支える力」。
それは、内臓や骨格、皮膚を内側から支える「インナーマッスル」が弱まることで起こる、たるみやゆるみを防ぐために必要な力です。
表面的な筋肉(アウターマッスル)を鍛える運動よりも、深層の筋肉(インナーマッスル)をゆっくり、やさしく働かせることが、年齢を重ねた身体にとっては負担も少なく、効果的なのです。
更年期のたるみは「ホルモン」と「姿勢」が影響
女性ホルモンのエストロゲンは、肌のハリや筋肉の維持に関わる大切なホルモン。
更年期になるとエストロゲンの分泌が急激に減少するため、肌のハリ感が失われ、筋肉も衰えやすくなります。
さらに、年齢とともに姿勢が崩れやすくなることで、重力に逆らえず、筋肉や皮膚が下がってくる…。
お腹やヒップ、太ももなど、下半身のたるみが気になるのはそのためです。
この「重力に抗う力=支える力」を維持するには、骨盤や体幹、背骨まわりの安定性がカギになります。
「土台」から整える運動習慣を
では、どんな運動を日常に取り入れればよいのでしょうか?
ポイントは、「やさしく」「継続できる」こと。たとえば…
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床に座る・寝た姿勢で行うフロアエクササイズ
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骨盤や背骨の可動性を高めるストレッチ
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ゆったりとした呼吸に合わせた体幹トレーニング
これらは、見た目以上に奥深く、身体の芯から効いてくる運動です。続けることで、無理なく支える力が戻り、たるみの改善に確実につながっていきます。
ダンスやバレエが更年期世代におすすめな理由
実は、更年期以降の女性にこそおすすめなのが、ダンスやバレエのレッスン。
なぜなら、バレエやダンスは以下のような動きが自然と身につくからです。
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背筋を伸ばし、美しい姿勢を保つ習慣
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体幹を意識した重心移動
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インナーマッスルを使った繊細な動き
また、音楽に合わせて身体を動かすことで、脳の活性化にもつながり、気分の落ち込みや不調を感じやすい更年期にも前向きな変化が期待できます。
「バレエ初心者」「ダンス未経験」でも大丈夫
「昔からやってみたかったけど、自分には無理そう…」と諦めていた方も、どうか安心してください。
当スタジオでは、40代・50代から始めた方もたくさんいらっしゃいます。
特に、今期開講している「大人初心者限定」のスタートクラスは、まったくの未経験でも大歓迎。
7月・8月には、こんなスケジュールでレッスンを開催しています:
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火曜日 19:00〜20:30 ストリートダンススタートクラス
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水曜日 13:30〜15:00 バレエスタートクラス
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水曜日 20:30〜22:00 ディスコ・ソウルスタートクラス
どのクラスも、運動が久しぶりの方に合わせた構成なので、無理なく楽しく始められます。
今の自分を受け入れ、「なりたい自分」へ
年齢を重ねたからこそ見えてくる、自分の体との向き合い方。
「若返る」必要なんてないのです。
大切なのは、今の自分の体を正しく理解し、整えていくこと。
そして、自分の足でしっかりと立ち、自信をもって毎日を過ごせること。
ダンスやバレエは、その第一歩を踏み出すきっかけになります。
少しでも「やってみたい」と思った方は、ぜひこの機会に体験レッスンへお越しください。
7月7日(MON)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
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19:00~20:30 | ヒップホップ | GO |
20:30~22:00 | バー・フロア | 池田真紀 |
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