更年期になると、なぜ姿勢が前のめりになるの?
「昔より背中が丸くなった」「肩が前に出てきた」
そんな姿勢の変化は、年齢のせいだけではありません。
女性ホルモン(エストロゲン)は、骨や筋肉、靭帯、自律神経などを守る働きをしています。
更年期になると、このホルモンが減少し、体のバランスが少しずつ変わっていくのです。
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骨密度が下がり、背骨が縮こまりやすくなる
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筋肉のハリが減り、体の前側に力が入りやすくなる
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骨盤を支える靭帯がゆるみ、骨盤が前に傾く
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呼吸が浅くなり、首や肩が前へ引かれる
このように、体の内側から「前のめり姿勢」が作られていきます。
気づかないうちに、立ち姿や歩き方も変わってしまうのです。
子宮と骨盤のゆるみが姿勢に影響する
子宮は骨盤の中でいくつもの靭帯に支えられています。
更年期になるとその靭帯がやわらかくなり、骨盤の角度や位置が変化。
骨盤が少し前に傾くと、背骨の自然なカーブが崩れ、
お腹をかばうように背中が丸まり、胸が閉じていきます。
こうして、見た目の印象だけでなく、呼吸の浅さや疲れやすさにもつながっていくのです。
つまり、姿勢の崩れは「体の内側からのサイン」でもあるのです。
無理に伸ばすのではなく、整えることが大切
「姿勢を正そう」と思って背筋を伸ばしても、
数分でまた元に戻ってしまう経験はありませんか?
それは、硬くなった筋肉を力で引っ張っているから。
一時的に見た目は良くなっても、体の深い部分は何も変わっていないのです。
更年期以降の体に必要なのは、無理に伸ばすことではなく、整えること。
本来の骨格バランスを取り戻すことで、自然とまっすぐに立てるようになります。
バー・フロアとは?
そこでおすすめなのが、フランス生まれのエクササイズ「バー・フロア(Barre au sol)」です。
もともとはバレエダンサーが、ケガをせずに踊るための体づくりとして考案されたもの。
床の上で寝たまま、あるいは座ったまま行うので、関節に負担をかけずに体を整えられます。
アート・グルーヴではBarre au sol(バー・オ・ソル)の中の「バー・アスティエ」メソッドを取り入れています。
骨格構造の理論も組み合わせてより身体を整えていくことを大切にレッスンしているクラスです。
立った姿勢では感じにくい“骨盤の位置”や“背骨の流れ”を、
重力のサポートを受けながら丁寧に感じ取れるのが特徴です。
更年期世代にバー・フロアが向いている理由
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床に寝たまま行うため、筋力に自信がなくても安心
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体の深層部(インナーマッスル)を穏やかに刺激し、骨格を支える力を育てる
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呼吸と連動して、緊張を解きながら整う
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骨盤・背骨・肩甲骨が自然に整い、姿勢がスッと軽くなる
続けるほどに、
「呼吸が深くなった」「背中が気持ちよく伸びるようになった」
という変化を感じる方が多いのも、このメソッドの特徴です。
“頑張らない体づくり”が美しさを引き出す
更年期は、体の衰えではなく“体の使い方を見直すタイミング”。
力任せではなく、しなやかに自分の体と向き合うことが、
姿勢も気持ちも若々しく保つ鍵です。
バー・フロアの魅力は、動くたびに体が軽くなっていくこと。
レッスンの終わりには、背筋が自然に伸び、呼吸がふわっと広がります。
「無理をしないのに整う」
その感覚が、年齢を重ねた女性の体にぴったりなのです。
まずは体験してみませんか
💫「痛くないのに体が変わる」バー・フロア体験レッスン受付中!
床で行うから、体に負担をかけず、どなたでも安心して参加できます。
更年期世代の方にも人気のクラスです。
📍アート・グルーヴ(東京・駒込駅東口徒歩1分)
🩰 体の内側から姿勢を整える時間を、一緒に体感してみませんか?
月曜日 20:30~22:00
土曜日 12:00~13:30
👉 [体験レッスンのお申し込みはこちら]
まとめ
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更年期の姿勢の変化は、女性ホルモンや骨盤まわりのゆるみが関係
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無理に伸ばすより、「整えて支える」動きが大切
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バー・フロアなら、寝たまま・座ったままで自然に姿勢が整う
年齢を重ねても、しなやかで美しく動ける体へ。
バー・フロアは、そんな自分を取り戻すための第一歩です。

11月13日(THU)のレッスンは
| 時間 | クラス | 担当インストラクター |
|---|---|---|
| 10:30~12:00 | バー・フロア | 池田真紀 |
| 12:00~13:30 | バレエ | 池田真紀 |
| 13:30~15:00 | ジャズダンス | CHOCO |
| 15:00~16:30 | ディスコ・ソウル | GO |
| 17:30~19:00 | ロックダンス | GO |































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