子どもの姿勢が悪い原因は筋力不足じゃない!ダンスで整える体の構造

最近の子どもは姿勢を保てない?

「うちの子、すぐ猫背になる」「背筋を伸ばしても続かない」——そんな悩みを抱える保護者の方が増えています。
実は、最近の子どもたちは姿勢を支える力そのものが弱くなっているのです。
その原因は“筋力不足”ではなく、“体の構造”の崩れ。
今回は、姿勢が崩れやすい現代の子どもたちの特徴と、ダンスで育てる「姿勢の構造」についてお話しします。

スマホ・タブレットが姿勢を崩す?

長時間のスマホやゲームで前のめり姿勢が続くと、首や背骨の自然なカーブ(生理的弯曲)が失われます。
すると、頭が前に出て、背中や腰の筋肉に負担がかかり、姿勢を維持できなくなります。
また、外遊びの減少により、骨や筋肉が重力に抗う経験が減っていることも大きな要因です。

姿勢を支えるのは“筋肉”ではなく“構造”

多くの保護者が「筋トレすれば姿勢が良くなる」と考えがちですが、実際はそうではありません。
姿勢を安定させているのは筋肉よりも「骨格のバランス」なのです。
骨盤や背骨の位置がずれていると、どんなに筋肉を鍛えても正しく力を伝えられません。
つまり、姿勢を作るのは筋肉ではなく、骨の整列です。

“抗重力筋”の働きがカギ

人が立っているとき、重力に逆らって姿勢を保つために働くのが「抗重力筋(こうじゅうりょくきん)」です。
背骨を支える多裂筋(たれつきん)や腸腰筋などの深層筋は、意識的に動かすよりも、感覚的に使える状態であることが大切。
この感覚が育っていないと、体の中心を感じ取れず、無意識のうちに姿勢が崩れてしまいます。

ダンスで育つ“姿勢の構造”

ダンスやバレエでは、「動きながら姿勢を保つ」練習を繰り返します。
・重心の位置を感じる
・骨盤を立てる
・背骨を伸ばす
・軸を通す
といった動作の中で、体の内側から支える感覚が自然と育ちます。

これは、単に「背筋を伸ばす」トレーニングではなく、体が自然に正しい姿勢を覚える学び
音楽に合わせて楽しく動く中で、姿勢の基礎となる構造が整っていくのです。

姿勢が整うと集中力もアップ

姿勢が安定すると、呼吸が深くなり、脳への酸素供給もスムーズになります。
その結果、集中力・感情の安定・表情の明るさにも良い変化が。
「姿勢が整うこと」は、見た目だけでなく心の落ち着きや学習意欲にもつながります。
実際、ダンスを始めてから「姿勢が良くなった」「集中力が上がった」と感じる保護者の声も多く寄せられています。

家ではできない「姿勢教育」をスタジオで

家庭で「背筋を伸ばして!」と声をかけても、
それを支える構造が整っていなければ、数分で姿勢は元に戻ってしまいます。
アート・グルーヴのレッスンでは、

  • 骨格の位置を感じるトレーニング

  • 軸を保ちながら動く練習

  • 呼吸と動きをつなぐ体づくり
    を通して、「姿勢を感じられる体」を育てています。

楽しく踊りながら、自然と美しい姿勢が身につく——
これこそ、子どもにダンスをおすすめしたい理由です。

姿勢の崩れが気になるお子さまへ

姿勢が悪いのは「怠けているから」ではなく、まだ体の構造が育っていないだけ
ダンスは、遊び感覚でその構造を整えてくれる最高の方法です。

アート・グルーヴ(東京・駒込)では、初心者のお子さまでも安心して通える体験レッスンを実施中。
月の途中からのご入会もお月謝は日割り計算なので、いつからでも始められます。

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10月20日(MON)のレッスンは

時間 クラス 担当インストラクター
19:00~20:30 ヒップホップ GO
20:30~22:00 バー・フロア 池田真紀

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