「できない」には理由がある
ダンスやバレエの練習で、こんな経験はありませんか?
・何度も同じ振付を間違えてしまう
・いつも同じところでバランスを崩してしまう
・先生に毎回同じ注意をされる
それは、単に努力不足でも才能の問題でもなく、「クセ」が原因である可能性が高いのです。
脳は“効率”を好む臓器
私たちの脳は、日々膨大な情報を処理する中で、できる限りエネルギーを節約しようとします。そのため、よく使う思考や行動パターンを「自動運転」に設定し、無意識でも同じように動けるようにプログラムしているのです。
つまり、「いつも同じミスをしてしまう」のは、脳が“そういう動きのルート”を記憶してしまっているから。意識して直そうとしても、無意識が強く引っ張ってしまうのです。
ダンスやバレエにおける“クセ”とは?
ダンスやバレエでのクセは、身体の使い方や重心のかけ方、筋肉の緊張や緩み方に表れます。たとえば──
・片足で立つとき、いつも同じ側に体重が寄る
・ジャンプのとき、首や肩が緊張してしまう
・ターンで軸がブレる
これらもすべて、脳が「これが正解」と覚えてしまった動きのクセが原因です。
クセは「意識」しなければ変わらない
クセは無意識のうちに発動しているため、ただ反復練習をするだけでは変化しません。
ではどうすればよいのでしょうか?
答えはシンプルです。
「無意識を意識化」していくこと。
たとえば、鏡を見ながら、あるいは講師にフィードバックをもらいながら、自分の動きと脳のイメージのズレに気づく練習をすることです。
この「気づき」が積み重なることで、少しずつ、脳のプログラム=クセを書き換えることができます。
クセを見つけて書き換えるレッスンのすすめ
とはいえ、自分一人でクセを客観的に見つけて修正していくのは、簡単ではありません。だからこそ、クセの特性を理解した指導者のもとで学ぶことが効果的です。
特に当スタジオでは、ダンスやバレエ初心者の方にもわかりやすく、動きのクセを言語化しながら改善していく指導を行っています。
・「できない理由がわかってスッキリした」
・「言われた通りに意識したら、軸が取れるようになった」
・「クセに気づいたら、ぐんと上達した」
など、変化を実感する声も多くいただいています。
子どものうちにクセを整えることの大切さ
成長期の子どもたちは、脳も身体も柔軟。クセが定着する前に、正しい身体の使い方を学ぶことで、将来の伸びしろが大きく変わります。
「まだ小さいから自由に踊れたらOK」と思われがちですが、実はこの時期にどんな身体の使い方を覚えるかが、その後の表現力や技術力に大きく影響します。
当スタジオでは、キッズクラスにおいても「動きのクセ」に着目し、一人ひとりに合わせた丁寧なレッスンを行っています。
「クセ」は未来を変える鍵
“どうして私はこんなに不器用なんだろう…”
そんなふうに悩む前に、自分の中にある“クセ”に目を向けてみませんか?
クセは、変えられます。
気づいて、選び直していくことで、ダンスも、人生も、もっと自由でしなやかになるはずです。
【体験レッスンのご案内】
ただいま、初心者限定クラス開催中!
\7月・8月限定のスタートクラス/
・火曜 19:00〜 ストリートダンス
・水曜 13:30〜 バレエ
・水曜 20:30〜 ディスコ・ソウル
大人も子どもも、「クセ」を整えて一歩前へ。
まずはお気軽に体験からどうぞ。
7月10日(THU)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
10:30~12:00 | バー・フロア | 池田真紀 |
12:00~13:30 | バレエ | 池田真紀 |
13:30~15:00 | ジャズダンス | CHOCO |
15:00~16:30 | ディスコ・ソウル | GO |
17:30~19:00 | ロックダンス | GO |
この記事へのコメントはありません。