「悔しくて泣いた」という文章が伝わらない…
実際に悔しさを味わった経験がない子どもにはよくあることです。
読解力は、言葉だけでなく“経験”によって深まる力。だからこそ、幼少期にさまざまな体験をすることが、学力向上の鍵になります。
特におすすめなのが、身体を使って感情を表現するダンスやバレエ。
読解力が育たない本当の理由とは?
小学生の成績不振の大きな原因に、「国語力の不足」があると言われています。
「文章を読んでも意味がつかめない」
「書いてあることは読めるのに、頭に入ってこない」
そんな子どもたちが増えています。
その原因は、語彙力の不足だけではないんです。
本当に足りないのは、“背景となる経験”だと思うのです。
たとえば、「悔しくて泣いた」という文章。
多くの大人にはすぐに情景が浮かぶでしょう。
けれど、悔しさや達成感を体験したことがない子には、その言葉はただの「字面」でしかないのです。
つまり、言葉の理解には、その土台となる体験や感情の記憶が必要不可欠。
そして、その経験を多く積んでいる子ほど、読解力が自然と育っていくのです。
感情体験を増やす習い事としての「ダンス・バレエ」
では、どうすれば子どもに多くの感情体験をさせられるのでしょうか?
その方法のひとつが「ダンス」や「バレエ」といった表現活動です。
これらの習い事では、身体を通じて音楽を感じ取り、自分の中の感情を動きに乗せて表現します。
「楽しい」「嬉しい」「悔しい」「怖い」
舞台での成功や失敗、人前での緊張感、仲間と息を合わせる達成感など、日常では得がたい感情の揺れを経験できるのです。
実際、当スタジオに通う子どもたちからは、
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「発表会で緊張したけど、やり切った達成感があった」
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「うまく踊れなくて悔しくて泣いたけど、先生に褒められてまた頑張れた」
といった、強い感情のこもった体験談が多く寄せられます。
このような経験が、心の中に“ことばの引き出し”として蓄積されていきます。
身体を使って「意味を理解する力」を育てる
ダンスやバレエは、単に「身体を動かす」だけの活動ではありません。
音楽やテーマに込められた意味を感じ取り、それを動きで表す必要があります。
たとえば、「春の喜びを踊ろう」「風のように軽やかに」「内面の葛藤を表現して」など、抽象的な課題をどう表現するかを考えながら踊るのです。
これがまさに、読解力そのもの。
文章から登場人物の気持ちを想像し、文脈から筆者の意図を読み取るという力と同じです。
ダンスやバレエのレッスンを通じて、
「言葉にならないものを感じ取り、自分なりに表現する力=国語力」が育まれていくのです。
経験と言葉が結びついたとき、国語力は飛躍する
子どもたちの言葉の理解力は、ただ語彙を増やすだけでは伸びません。
大切なのは、その語彙と結びつく「実体験」です。
だからこそ、日常の中では味わえないような心の動きを得られる「表現活動」が有効なのです。
たとえば、発表会でスポットライトを浴びながら踊る高揚感。
うまく踊れなかった悔しさ、仲間と心をひとつにした達成感!!
これらすべてが、「悔しい」「嬉しい」「不安」「楽しい」という言葉に“重み”を与えてくれます。
読書や作文の中でそれらの言葉に出会ったとき、子どもたちは自分自身の体験と結びつけて深く理解できるようになるのです。
まずは体験から始めてみませんか?
ダンスやバレエを始めるのに、運動神経は必要ありません。
当スタジオでは、初心者のお子さまも安心して参加できるレッスンを多数ご用意しています。
「読解力を育てたい」「表現力をつけさせたい」とお考えの保護者さま。
ぜひ一度、お子さまと一緒に体験レッスンにお越しください。
経験が、言葉の重みを変えていきます。
そして、それがやがて学力や自己肯定感につながっていきます。
子どもたちの可能性を、ダンスやバレエで広げてみませんか?
東京・駒込スタジオで、体験からはじめよう
当スタジオは、JR山手線・駒込駅東口から徒歩1分の場所にあります。
アクセスが便利なため、学校帰りや週末にも通いやすく、多くの保護者さまにご好評いただいています。
レッスンは、未経験からでも安心して始められる内容。
一人ひとりのレベルや目的に合わせて、丁寧に指導しています。
また、ダンス・バレエを通じて、身体能力だけでなく「感じ取る力」や「伝える力」を育てることを大切にしています。
小さな「やってみたい」の気持ちが、大きな「できた!」につながる体験を。
まずは、はじめの一歩を踏み出してみませんか?
6月6日(金)のレッスンは
時間 | クラス | 担当インストラクター |
---|---|---|
18:00~19:00 | ジュニアブレイキン | ISAMU |
19:00~20:30 | ヒップホップ | SARA |
20:30~22:00 | ロックダンス | GO |
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